「ラリック」のニューコレクション@瀟洒な新社屋(モンソー公園そばの瀟洒な邸宅)にて。

演出というかセノグラフィーが素敵。

ブルールームには、シルヴァーを散らしたシリーズがエレガントな輝き。ヴァイオレットルームには、光の加減で無限のグラデーションを放つモーヴが幻想的な美しさ。イエロールームには、グリーンやオレンジとピンクの中間みたいななんともチャーミングな色彩の作品。この色のボンボニエールみたいな器、欲しい。

アイコニックピース”シャン・ゼリゼ”。細かなシルヴァーがほどこされてとってもすてき。

アートでありながら、カラフという日常の道具。”用の美”が日常にアートを見出すのであれば、ラリックの作品の多くは、アートに日常を宿していると思う。

光の加減でさまざまな色に見え、しみじみ美しいモーヴ。