インテル(イタリア1部)が、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)に所属するイングランド人DFアーロン・ワン=ビサカ(26)の獲得に興味を持っているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。
今季のセリエAで首位を独走するインテルは、今季のリーグ戦26試合で3ゴール5アシストを記録しているオランダ代表DFデンゼル・ダンフリースの去就が不透明に。インテルはオランダ代表DFと2025年夏まで契約を結んでいるものの、延長交渉は停滞していることからフリーでの放出を避けるために契約期間が残り1年になる今夏に放出を検討しているようだ。
そのなかで、その後釜獲得を考慮しているインテルは来夏にユナイテッドと契約満了を迎えるワン=ビサカに強い興味を持っている模様。インテルのスポーツディレクターを務めるピエロ・アウシリオ氏が昨夏の時点でも獲得候補に含めていたようだ。
インテルは移籍金1500万ユーロ(約24億5000万円)での獲得を望んでおり、イングランド人DFもプレミアリーグを離れて新たな経験を積みたいと考えている模様。そのため、フィオレンティーナ(イタリア1部)に所属するU-21イタリア代表DFマイケル・カヨーデよりも安易なオプションのようだ。
2019年夏にクリスタル・パレスからユナイテッド入りしたワン=ビサカは対人プレーの強さなど守備能力の高さを武器に初年度からレギュラーとしてプレー。今季は負傷離脱がありながらもここまでプレミアリーグ15試合に出場して2アシストを記録している。