4月13日16時から味の素スタジアムで行われる明治安田J1リーグ第8節、東京ヴェルディ対FC東京(東京ダービー)の来場者数の見込みが関係者への取材で明らかとなった。東京Vが2009年からJ2リーグを戦っていたため、J1での東京ダービーは16年ぶりの開催となる。
クラブ関係者によると、この注目の大一番は約3万人の来場を見込んでいるという。チケットはホーム(東京V)、アウェイ(FC東京)の両ゴール裏自由席が既に完売。その他にも売り切れとなっている席種が複数があり、多くのファン・サポーターが足を運ぶことが予想されている。
東京ダービーは日本で唯一、同じスタジアムをホームとするクラブ同士のダービーであり、2001年のJ1リーグ1stステージ第1節では、過去最高の4万4030人の観客動員数を記録。16年ぶりのJ1でのダービーとだけあり、今回の対戦も注目が集まっている。
なお、東京ヴェルディのMF山田楓喜、FC東京MF松木玖生、荒木遼太郎、GK野澤大志ブランドンは、U-23日本代表のパリ五輪予選を戦うメンバーに召集されていることで欠場が決定している。FC東京では、日本代表DF長友佑都やFWディエゴ・オリベイラも負傷しており、両選手の出場の有無にも注目が集まる。
東京ダービーのJ1リーグ戦での通算成績は、6勝2分け6敗で五分五分。前回2023年7月12日に行われた天皇杯の対戦は、1-1で延長戦でも決着がつかず、PK戦の末にFC東京が勝利を収めた。