インドのヘルスケア分野革新・格差是正を目指すDozee

2022年にはセンサーを搭載したスマートベッド「Har Bed Dozee Bed」をローンチ。

Image Credits:Dozee

このベッドを導入して患者モニタリングを自動化およびデジタル化することで、インドの医療施設が抱えるICUベッドとスタッフ不足という問題に対処するという。2023年4月にシリーズAラウンドで調達した600万ドルの資金により、このスマートベッドの強化を予定している。
インド国民の健康を改善し、継続的なケアを提供したいという設立者の願望から生まれたDozee。医療施設での患者ケア強化やワークフローの効率性改善、健康回復につながる正確で継続的、かつ信頼性の高い医療を、手頃な価格で提供できることを目指している。

インドのヘルステック分野のスタートアップは各社とも「アクセスしやすく・手頃な価格」のヘルスケアをインド全体に提供することを使命に掲げているが、特にインド電子情報技術省がAIに着目している状況で、Dozeeは今後もヘルスケア テクノロジーの革新の最前線に立ち続けるのではないだろうか。

(文・Techable編集部)