■ピッチコムを解説
さらに古田氏は「あんまりクビを振っていられへんやんか。スライダー、カットボール、スイーパーとかいろいろあるけど、1種類で本人が投げちゃうの?」と質問する。
前田投手は「スライダーとスイーパーは一緒で、カットボールだけスピードや曲がりが違うとキャッチャーが捕れないと思うので(変える)。あとはピッチャーも(ピッチコムのボタン)を押せますよ、つけられるので」とコメント。
話を聞いた古田氏が「速いもんね。たったたった行くから、2、3回首を振ったら間に合わない」と指摘すると、「クビを振ったらこれ(ピッチコムのボタン)を押してと僕が言っている。優先順位の低いのは最後に押してもらって、高いほうから押してもらう」と明かした。
■コース指示はストレートのみ
前田投手はさらに「スイーパーとスライダーとかはおそらくみんな一緒だと思いますね、基本的に」と話す。
古田氏が「でもあれ、言葉でしょ? チェンジアップ、アウトサイド、スライダーとか」と話し、五十嵐氏も「コースも全部言うんですか?」と疑問をぶつける。
質問に前田投手は「ピッチャーによって違っていて。僕だったらスライダーは右ピッチャーなので絶対外なので。ストレートだけですね、アウトサイド、インサイド、ハイとか。変化球は基本的にコースはそこまで押さないですね」と語った。