ASモナコ所属の日本代表MF南野拓実は、3月30日開催のリーグアン(フランス1部)第27節メス戦で今季7ゴール目をマーク。日本国内で“南野人気”がさらに上昇する中、元プロ野球選手からも熱視線を浴びているようだ。
セレッソ大阪、オーストリア1部レッドブル・ザルツブルク、リバプールを経て、2022年夏にモナコへ加入した南野。移籍1年目こそ出場機会に恵まれず、カタールW杯本大会後はしばらく代表戦から遠ざかっていたが、今季はザルツブルク時代の恩師であるアドルフ・ヒュッター監督のもとで完全復活。ここまでリーグ戦24試合の出場で7ゴール5アシストと、攻撃陣の中心選手として活躍している。
またモナコでの活躍もあり、昨年10月に代表復帰を果たすと、今年開催のAFCアジアカップでは5試合中2試合でスタメン出場。3月21日に行われた北中米W杯アジア2次予選・北朝鮮戦でも後半29分までプレーしている。
モナコの公式SNSアカウントに度々登場しているほか、「モナ王」という愛称で親しまれている南野。インターネット動画配信サービス『DAZN』でJリーグやリーグアン公式戦の実況を担当しているフリーアナウンサーの西達彦氏によると、プロ野球の世界でも“南野人気”が浸透しているという。
同氏は今月1日、X(旧ツイッター)を更新。「先日、プロ野球の現場で『西さん?』と元選手のスタッフさんに声を掛けられ」と切り出すと、「あまり取材もしたことのない方で驚いたのですが、『海外サッカー実況されてますよね?南野選手が好きで。モナコの試合をいつも見ていて。今日実況でいらっしゃるみたいでご挨拶したくって』と。ありがたい限りでした」と綴っている。
今月7日開催のリーグアン第28節モナコ対レンヌの実況も担当する西氏。リーグアンの情報に精通しているだけに、プロ野球関係者から掛けられた言葉が印象に残っているようだ。