チキンの語源

(画像=『FUNDO』より引用)
では、なぜ臆病者をチキンと言うようになったのでしょうか?
この「チキン」はアメリカで広まったスラングなのですが、その由来としてはいくつか考えられています。
ひよこ由来説
チキンは、英語では「ひよこ」という意味もあり、他には「青二才」「若者」「初心でだましやすいカモ」を指す際に用いられます。
どの意味にも共通しているのが未熟であるということ。
未熟なひよこは体も小さく、とても怖がりで人が近付くと慌てて逃げます。
その様子が臆病者に似ていることから「チキン野郎」と呼ばれるようになったといわれています。
鳥肌由来説
寒い時や恐怖を感じた時、人の皮膚は体温を維持するために鳥肌が立ちます。
この鳥肌というのは、ニワトリの羽をむしった状態をおもわせるものです。
臆病者は怖がりなので、鳥肌が立ちやすいので「チキン」と呼ばれるようになったという説があります。
キョロキョロ挙動不審説
ニワトリなどの鳥類は、周囲に気を配り常にキョロキョロしています。
この様子が周囲を気にして四六時中、周りの動向を伺っている様子に似ていることから「チキン」と呼ばれるようになったともいわれています。