ダイハツ トールのOEMモデルとして販売されているトヨタ ルーミーは、普通車のコンパクトワゴンです。

トヨタ店、ネッツ店向けの兄弟車であるトヨタ タンクは、2020年のマイナーチェンジでトヨタの全車種併売化にともないルーミーに統合されました。

そんなルーミのカスタムモデルであるルーミー カスタムをピックアップします。

目次
普通車の人気コンパクトハイトワゴン『トヨタ ルーミー/ルーミー カスタム』
長距離&ファミリーユースなら、ターボモデルが「カスタム G-T」がおすすめ

普通車の人気コンパクトハイトワゴン『トヨタ ルーミー/ルーミー カスタム』

【プロ解説】コンパクトハイトワゴン「ルーミー カスタム」を中古で買うならおすすめはどのモデル?
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

”トール2BOX”を謳い誕生したトヨタ ルーミー/タンク。広々とした空間を意味するLiving、余裕のある走りという想いが込められたDrivingを掛け合わせた「1LD-CAR(ワンエルディーカー)」をコンセプトに掲げ、2016年11月にデビューしました。

普通車のコンパクトハイトワゴンは、トヨタ ファンカーゴやbB、日産キューブなどの先輩モデルがあり、現在は、スズキ ソリオ/三菱 デリカD:2(ソリオのOEM版)がライバルです。

中古車は、OEM供給元のダイハツ トール、トヨタ タンク、スバル ジャスティも含めて探すと選択肢が広がるでしょう。

【プロ解説】コンパクトハイトワゴン「ルーミー カスタム」を中古で買うならおすすめはどのモデル?
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

ルーミーの美点は、全長3,700mm(カスタムは3,705mm)×全幅1,670mm×全高1,735mmという5ナンバー枠に余裕で収まるコンパクトサイズのボディ。

室内は軽ハイトワゴンのように全高の高さを活かし、頭上まわりに余裕があるだけでなく、前後席を少し高めのヒップポイントとすることで、後席の足元空間にも十分な余裕があります。

また前方、左右の視界も良好で、取り回しのしやすさも光ります。

リヤは両側スライドドアで、大開口部と低床設計により乗降性に優れているだけでなく、日常の買い物程度であればリヤスライドドアを開けて荷物の出し入れも容易にできます。

また荷室の使い勝手の高さも魅力です。後席は前方に沈み込みながら格納できるダイブダウン式で、フラットな荷室空間を確保して、自転車などの大きな荷物や長尺物にも対応します。

さらに、荷室ボードを跳ね上げて後席のヘッドレストに固定すれば、高さのある荷物も飲み込みます。

そのほか、前席左右間のサイドウォークスルー、前後席間のウォークスルーも可能で、2列シートのみの設定でミニバンではありませんが、ミニミニバン的な利便性の高さも備えています。

【プロ解説】コンパクトハイトワゴン「ルーミー カスタム」を中古で買うならおすすめはどのモデル?
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

ルーミー カスタムのエクステリアは、専用のエアロパーツにくわえて、アルミホイール、LEDフォグランプ/LEDイルミネーションランプ、専用LEDリアランプを装備。

インテリアは、本革巻きステアリング&シフトレバーと、撥水機能付きシート表皮のほか、室内やメーターまわりに高級感のある加飾が施され、ルーミーとの差別化を図っています。

ルーミー カスタムを中古車で選ぶ際に注意したいのが、先進安全装備の「スマートアシスト」が最新世代かどうか。

2020年9月のマイナーチェンジで衝突被害軽減ブレーキの検知対象に同じ進行方向のオートバイや自転車、夜間の歩行者が加わり、全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロールも搭載されました。

万がいちの衝突事故の被害(加害)軽減だけでなく、ACCは高速道路巡航時に重宝します。