■逃亡をSNSで投稿

ウォーカーは、自身が留守の間に家宅捜査に入られ、警察に家が荒らされた様子を撮影。この出来事のせいでイギリスを脱出することにしたと、TikTokで明かしている。

逃亡の様子も投稿し、動画にはプライベート機をチャーターして飛行する様子が映っており、「2024年・イギリスからこっそり抜け出す方法」と記していた。

脱出の方法は、イギリスからチャーター機に乗り、ベルギーのアントウェルペンへ移動。その後、エジプト地中海沿岸のニュー ダミエッタに向かうために、飛行機を乗り継いでいるようだ。

そしてニュー ダミエッタからは、地中海沿いのモロッコに向かう貨物船に賄賂を渡して潜り込んだ。その様子もSNSに投稿されており、50ポンド札(約9,400円)が大量に詰め込まれたカバンが映っていた。

このあとウォーカーは、モーリタニア、ガンビア、ギニアといったアフリカ各地をヒッチハイクで横断し、最終的に西アフリカ・シエラレオネのフリータウンへ到着。全行程は約2,000マイル(約3,200キロ)にも及んだ。