■それにしてもこの運転手、ノリノリである

ポスト投稿主・溜さんに話を聞いたところ、話題の写真は友人とのドライブ中、東京湾アクアラインにて撮影したものと判明。当時は大渋滞で、各ドライバーが道を譲り合いながらなんとか合流できている…という状況だったそう。

そんな折、進行先に合流のタイミングを窺っていた車両を発見したため道を譲ったところ、ハザードランプの点滅と共に、後部座席からぬいぐるみが飛び出したのだ。

当時の様子について、溜さんは「様子がかわいかったので友人と手を振ると、さらにぬいぐるみがたくさん出てきたので思わず写真を撮りました。その後すぐ車線変更などで見失ったのですが、しばらくして今度は車同士が横並びになるタイミングがありました」と振り返る。

その際、相手ドライバーから「さっきの車! ありがとうございます!」と、御礼の言葉を伝えられたそうだ。

あらゆるドライバーのストレス源となる「渋滞」だが、ドライバーのユーモアもあってか、溜さんからは「渋滞の時間がいつもより短く感じられましたし、『道を譲ってよかった。これからも周りに気を配って運転しよう』と思えました」と、笑顔のコメントが。まさに「優しい世界」である。

渋滞でイライラが募った際こそ、「譲り合い」の精神を大切にしたいものだ。