ダンスをしているように見えたのは・・・
椅子の下でダンス絵押しているように見えるヘビの赤ちゃん。
これはいったい何事!?とよーく見てみると・・・
矢印の部分にうっすらと透明の糸のようなものが見えるのがわかりますか?
実はこのヘビ、クモの巣に引っかかって逃げ出せずにもがいていたのです。
いくら赤ちゃんとはいえ、ヘビがクモの巣に捕まっている画なんて・・・。
しかも自宅の庭でなんて、日本にいたらちょっと想像がつかない状況ですよね。
クモの巣の主はレッドバックスパイダー(和名:セアカゴケグモ)という毒グモ。
捕獲用の粘液がついた網を広げて獲物をキャッチすると、巻き込んで逃げられないようにして食べてしまいます。
ヘビやトカゲが大好物とのことで、今回のように赤ちゃんヘビが標的になることも多いそうです。
また、このヘビ自体も恐ろしい存在で、オーストラリアでも特に恐れられているブラウンスネークという毒ヘビの仲間「イースタンブラウン」です。
オーストラリアは、危険な毒蛇が多く生息している地域ですが、このブラウンスネークは世界で二番目の猛毒を持つヘビとされています。
しかも、家の中や裏庭などに出没して人々を驚かすことが多く、オーストラリアにおけるヘビに噛まれて死亡する事故の原因となるのは、ブラウンスネークがダントツでトップなのだそうです。