■航空局に報告も謎のまま

屋根に置き去りにされままだった「金属製の物体」だが、その後の扱いも厄介だったそうだ。

ファビアンさんは「家の所有者として、正直なところこの物体の扱いに困りました。触っていいのかわからないので」と話したが、証拠隠滅の恐れがないことを確かめるリスクヘッジのために、FAA(アメリカ連邦航空局)に報告したという。

この連絡を受け、FAAの検査官チームは翌日にリマ夫妻の家を訪れ、屋根から取り外された物体の写真を撮影。調査が完了するまで、物体を安全に保管するよう夫妻に求めたという。