お土産は十分に確保
ここで粘って6匹を追加したが、そのうちアタリが途絶えてしまった。試しにルアーロッドで広く探っても反応はなく、これは群れが移動したと判断。さっさと見切って移動する。
潮位が上がるにつれ、魚の活性もわずかながら上がってきたようだ。遠投で広く探り、ようやく20匹に手が届いた。これで土産は十分。魚をクーラーに収め、ここからはリリースで楽しむ。

最終釣果
潮止まりまでに12匹をリリースし、これで合計32匹。夜明けまでにはまだ時間もある。休憩を挟み、下げに入った5時ごろから40匹を目標にスパートをかける。
一心不乱にキャストを繰り返し、ようやく40匹目のアジをキャッチしたのは東の空が白み始めた午前5時半。帰りの道中は冬の嵐となり、各地で雪が舞ったようだ。

釣ったアジは美味しく調理
今回はヒットレンジも深く手返しの悪い釣りになってしまったが、終わってみれば結果はまずまず。アジのサイズは17~21cmで、多彩な料理で食卓をにぎわせてくれた。

<週刊つりニュース中部版APC・浅井達志/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース中部版』2024年4月5日号に掲載された記事を再編集したものになります。