お土産は十分に確保

ここで粘って6匹を追加したが、そのうちアタリが途絶えてしまった。試しにルアーロッドで広く探っても反応はなく、これは群れが移動したと判断。さっさと見切って移動する。

潮位が上がるにつれ、魚の活性もわずかながら上がってきたようだ。遠投で広く探り、ようやく20匹に手が届いた。これで土産は十分。魚をクーラーに収め、ここからはリリースで楽しむ。

堤防アジング釣行でアジ40匹【三重・紀伊長島】ノベ竿アジングにもヒットキープは自主規制の20匹(提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)

最終釣果

潮止まりまでに12匹をリリースし、これで合計32匹。夜明けまでにはまだ時間もある。休憩を挟み、下げに入った5時ごろから40匹を目標にスパートをかける。

一心不乱にキャストを繰り返し、ようやく40匹目のアジをキャッチしたのは東の空が白み始めた午前5時半。帰りの道中は冬の嵐となり、各地で雪が舞ったようだ。

堤防アジング釣行でアジ40匹【三重・紀伊長島】ノベ竿アジングにもヒット刺身(提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)

釣ったアジは美味しく調理

今回はヒットレンジも深く手返しの悪い釣りになってしまったが、終わってみれば結果はまずまず。アジのサイズは17~21cmで、多彩な料理で食卓をにぎわせてくれた。

堤防アジング釣行でアジ40匹【三重・紀伊長島】ノベ竿アジングにもヒットアジフライ(提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)

<週刊つりニュース中部版APC・浅井達志/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2024年4月5日号に掲載された記事を再編集したものになります。