■支払うか出廷するかの二択?
ケイトーさんが裁判所の職員に「打ち間違いかもしれない」と伝えると、「いいえ、あなたは罰金を支払うか、12月21日に裁判所に出廷するかのどちらかです」と返答されたという。
サバンナ当局によると、ジョージア州の法律では、制限速度を56キロ以上超えて運転した場合は裁判所に出廷しなければならず、実際の罰金は裁判官が決定するものだと述べている。
■「仮置き」の金額が原因?
サバンナ市の広報担当者であるジョシュア・ピーコックさんによると、ケイトーさんが受け取った違反切符は、裁判所が管理する電子ソフトウェアによって生成されたもので、あくまでも金額は「仮置きのもの」だという。
それがなぜ140万ドルになっていたかというと、システムが99万9,999ドル(約1億5000万円)をベースの値としているため、違反の内容次第で今回のような巨額が提示されることがあるそうだ。
なお、実際には州が定める費用に加えて、罰金が1,000ドル(約15万円)を超えることはできないとのことだ。