ブルガリが今年9月、世界20本限定で「オクト フィニッシモ ウルトラ プラチナム」を発売する。ブランドの卓越した技術と研鑽を証明する、プラチナ素材を用いた超薄型ウォッチだ。美しいデザインと希少性を兼ね備えているだけに、時計をコレクションする大人男性にとっては値段以上の価値を持つモデルと言って過言ではないだろう。
ブルガリの粋を極めた「オクト フィニッシモ」
ブルガリの「オクト フィニッシモ」は、ケース・ダイヤル・ブレスレットに超軽量なチタンを使用しているコレクション。
チタンを用いることで、高級時計ながらも驚くべき薄さを実現。この取り組みとデザインが世界からも高く評価され、同コレクションはこれまで50を超えるアワードを受賞している。
チタンからプラチナへ。ブルガリの挑戦
ブルガリは、2022年に「オクト フィニッシモ ウルトラ」を発表。その後、同ブランドはさらなる挑戦として、プラチナを使った時計作りに着手した。
プラチナは美しさや輝きといった部分で優れる反面、非常に扱いが難しい。薄型の時計に求められる精度と密度に対しプラチナを使うことは、ブルガリにおいても未知の領域だった。
「オクト フィニッシモ ウルトラ プラチナム」が誕生
そうして誕生したのが、今年9月に発売される「オクト フィニッシモ ウルトラ プラチナム」だ。
同モデルは、プラチナ製のミドルケースとベゼル、そしてタングステンカーバイド製の裏蓋と地板を合わせている。同ブランドにおけるプラチナ製ウォッチとしては異例の1.8mmという薄さを実現した逸品だ。
ミドルケースとベゼルにはそれぞれ、ポリッシュやサンドブラストによる仕上げを施し、輝きをさらにアップ。ブレスレットもまたプラチナ製。ブレスレットに一体化したクラスプにのみチタンを用いて、耐久性を押し上げている。
ムーブメントには、自社製キャリバーBVL180を搭載。これは手巻きタイプのムーブメントで、パワーリザーブは50時間を誇る。
価格は予定価格で87,098,000円。ケース径は40mmあり、腕元でしっかり存在を主張してくれる。ブルガリの最高傑作とも言える1本だけに、多くの人の注目を集めそうだ。
(IKKI)