ラストは最大63.5cmをキャッチ

最後に探ったのは、松手沢ワンドの出口付近。岸近くから急深になっているカケアガリのポイントだ。

カウントを徐々に増やしていき、カウント20のレンジで当日3度目のガツン、クネクネ。2尾目をバラしているので、次は慎重にいく。テンションを保ちながらも走りたいだけ走らせ、暴れたいだけ暴れさせて、酸欠に誘導して水面に横たわったところでタモにすくい込んだ。ヒレに欠けた部分はあるものの、体高のある立派な63.5cmのニジマス。その後も時間いっぱい釣りを楽しみ納竿した。

釣果は28~63.5cmを21尾。内訳は、ニジマスを中心にサクラマスが3尾。私の場合、「レギュラー100尾より大型1本」なので、数は伸びなかったが、50cmアップを2尾キャッチできたのでまずまずではないだろうか。それでも、いろいろと試せば結果は出る。4月に入れば気候もよく釣りやすくなる。ぜひ、出かけてみればいかがだろうか。

<週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也/TSURINEWS編>