「BVLGARI(ブルガリ)」から今秋登場予定の新作腕時計「オクト フィニッシモ ウルトラ COSC」は、時計界に革新を巻き起こす逸品である。この時計が誇る薄さは、驚異的な1.70mm。これまでにないスリムさが特徴の同モデルは、驚異的な薄さと堅牢性を兼ね備える。
まだ少し先になるが、20本限定での発売が9月に予定されている。
サファイアクリスタルの最適化と薄型化
機械式ウォッチメイキングの領域において、従来の概念を打ち破り、新たな基準を確立した「オクト フィニッシモ ウルトラ COSC」は、1.70mmという驚異的な薄さを実現し、20本限定のコレクションとして世に送り出される。これは、機械式時計の歴史において、未だかつてない偉業である。
驚異的な薄さを実現するために、ブルガリのエンジニアたちはサファイアクリスタルを最適化し、ケースのさらなる薄型化を計画。その結果、ウォッチの厚さを10分の1ミリメートル削減し、新たな世界記録を打ち立てた。
また、ウォッチの厚さを1.70mmに抑えながら、十分な剛性を確保するために、超耐久性タングステンカーバイド製のケースバックとメインプレートを採用。径40mmのケースには、50時間のパワーリザーブを備えた大型の香箱と脱進機が組み込まれ、機能性とデザインの両面で優れたバランスが実現されている。
オクト フィニッシモ ウルトラ COSCの卓越した技術
全体的な構造としては、裏蓋の上に手巻きキャリバー「BVL180」の170個のコンポーネントが組み立てられており、これらの部品は1/10ミクロンの光学測定システムを使用。生産リソースの精度を高めほぼ完璧な寸法となっている。
COSC認定を受けた機械式ムーブメントは、同コレクションにとって初の試みとなる新たなコンプレクシティが導入されている。
卓越したタイムピースにふさわしいケースも必要であり、「オクト フィニッシモ ウルトラ COSC」の専用ケースにおいても、ブルガリはウォッチの設定と巻き上げの体験を新たに開発。従来の方法はもちろん、デジタル表示を備えた専用ケースにウォッチを置いて希望の時間をプログラムするだけでも調整サイクルがスタートする。
わずか数秒でウォッチはパーフェクトに調整され、完璧な精度で巻き上げられるさまは、まるでお抱えのウォッチメーカーがいるかのような、本格的なつくりだ。
ブルガリの高い品質と卓越した技術が生み出す、本格的なタイムピースの誕生をお楽しみに!
(akihiro takeji)