■完全試合時の心境を告白

井口氏は当時の心境について質問されると「とにかく僕は100球を超えないでくれという思いでしか見ていなかったので。それ以上超えたら投げさせないというのは、もうトレーナーもふくめて、1年間決まっていたことなので。早く打ってくれと」と明かす。

話を聞いた上原氏は「最近は佐々木朗希と対戦するチームは、みんな早打ちだもんね。彼自身も3球勝負できていますけど、球数がものすごい少ないもんね。もう1回ノーヒットノーランとかやるんじゃない? 2、3回できる」と指摘する。

上原氏の予想に井口氏も「全然できると思います。もう100球の制限もなくなっていると思いますし、投げる体力さえあれば」と話した。

■マメ癖は「高校時代から」

その後話題は佐々木朗希投手が抱える「マメ癖」へ。上原氏が「結構、マメができやすい体質というか」と質問すると、「そう、マメができやすいですし、治るのもちょっと遅い感じなんで」と井口氏。

さらに「去年も同じ時期にやってまた復帰して、もう1回オールスター前後でやったんですかね。そこから1カ月くらいかかったんで。投げるまで」と話す。

そして「高校のときもドラフトで挨拶に行ったときには、『マメができやすくて』みたいな話をしていたんですよね。高校のときそんなに投げ込んでいないから、プロで投げ込んでできてという」と明かした。