■ツッコミと称賛の声が続出
まるで「トリックアート」のような光景は人々の関心をひいたようで、件のツイートは投稿からわずか数日で5,000件近くものRTを記録。
また、他のツイッターユーザーからは「スマホをやめて本を読め(電子版)」「電車で遭遇したら二度見しちゃうやつ」「こういうネタ大好き」「正直めっちゃ欲しい」といった具合に、ツッコミの声や称賛の声が多数寄せられていたのだ。
今回ユニークなスマホケースの投稿で話題を呼んだのは、ユーモラスな切り口で遊び心のある「愉快な無用品」を発明しているクリエイティブスタジオ「エコードワークス」である。
果たしてどのような経緯でこちらのケースが誕生したのか、担当者に詳しい話を聞いてみたところ「衝撃の事実」が明らかになったのだ…。
■このスマホケース、あまりに強すぎる…!
今回投稿された「書籍風スマホケース」は2018年春頃に第1弾が販売され、以後も新柄の追加などシリーズ展開が行なわれているエコードワークスの人気商品。
じつは以前より、ツイッター上で「バズり」を経験しているアイテムなのだが、たまたま担当者がツイッターにて「一番矛盾したこと言った人が優勝選手権」というハッシュタグを目にした際、「『スマホをやめて本を読め』のコンセプトと合致している」と感じて軽い気持ちで投稿したところ、再度のバズりを成し遂げたという。スマホケースパワー、恐るべし…。

商品開発の経緯については「これ!」という象徴的な出来事やきっかけがあったワケではないようで、担当者は「日頃から手が空いたときには何か面白いものを作れないかと考え、定期的にアイデアをまとめて企画を考える時間を設けており、本作もその内の1つとしてスケッチブックにメモしていたアイデアが原形となっています」と振り返っている。
同社では他にも「ビールみたいな哺乳瓶ソックス」や「妄想マッピングTシャツ」など、名前の時点で既に異彩を放っているユニークな商品を多数展開しているのだが、担当者は「私のアイデアは往々にして、普段の生活を通して見聞きする『特筆するほどではない様々な情報』が頭の片隅に残り、アイデアを出そうとあれこれ考える内に複数の要素が無意識的に結びつき、生まれてくるような感覚があります」とも補足していた。