新潟県・湯田上温泉の「ホテル小柳(おやなぎ)」では、アナログレコードをサウナ・露天風呂・客室全体で愉しめる、新しい温泉露天風呂付き客室「TAKUMI-S」をオープン。
また、湯田上温泉が愉しめる温泉露天風呂付き客室も2室、新たにオープンした。
温泉やサウナをプライベートに使える部屋で、音楽を聴きながら特別な時間を過ごしたい。
音楽が聴けるフラッグシップルーム「TAKUMI-S」
同ホテルでは、客室全体で音楽が聴ける環境を備えたフラッグシップルームを含め、温泉露天風呂付き客室の「TAKUMI」を3室オープンした。
好きな音楽をゆっくりと愉しむ
同ホテルでのリニューアルの目玉は、セルフロウリュサウナとアナログレコード機器を備えたフラッグシップルーム「TAKUMI-S」だ。温泉旅館としては初となる、アナログレコードの音楽を客室だけでなく、サウナと露天風呂でも愉しめる、これまでにない新しい客室が誕生した。
1階ラウンジにあるアナログレコードを数枚セレクトして客室内に持ち込み、好きな音楽をゆっくりと愉しもう。
毎週木曜日には、同ホテルのロビーでアナログレコード鑑賞会を開催し、レコード愛好家からも好評を得ている。
特別な料理が選べる
「TAKUMI」の3室に宿泊すると、新潟の食とカトラリーを愉しめる限定会席、「TAKUMI会席」が選べる。
また、全室で高速Wi-Fiを完備しているため、ストレスなくオンライン会議の実施や大容量のデータのダウンロードができる。デスクも大きく、ワーケーションにも最適な客室だ。
もちろん、室内の大型テレビでYouTubeやNetflixも愉しめる。
匠の技にも注目したい「TAKUMI」の3室
「TAKUMI」の3室には、新潟にゆかりのある伝統工芸のアートが登場。玉川堂の鎚起アート、大湊文吉商店の組子細工、そして創業者が燕市出身の廣田硝子の江戸切子オブジェを配置した。
匠の技が息づく作品を通じ、新潟の文化と歴史を客室内で堪能しよう。
それぞれ独自のテーマで、新潟の匠の技や伝統工芸が織りなす“匠アート”を取り入れている。各客室でそれぞれ意匠や設え(しつらえ)の異なる空間を創出しているので、それもまた愉しみの一つだ。
それぞれの部屋で異なるアート
フラッグシップルーム「TAKUMI-S」では、“匠アート”として、伝統的な「大鎚目」技術で作られた鎚起アートオブジェを中心に、江戸切子の伝統文様のひとつ「籠目」の赤銅と透明色を配置。組子は「麻の葉」「竜胆」の幾何学的文様で、部屋全体が特別な雰囲気を醸し出す。
温泉露天風呂付きツインの和洋室である「TAKUMI-A」では、鎚起アートによる亀甲文のオブジェや新潟の自然をイメージした装飾で、地域の美を感じさせる空間を提供。
瑠璃と透明の籠目文様の切子と、「桜」や「麻の葉」など、日本で最も親しまれている伝統的な組子文様を組み合わせた。
同じく温泉露天風呂付きツインの和洋室「TAKUMI-B」では、鎚起アートの象徴的な文様「大鎚目波文」で繊細に表現された鎚起と、瑠璃色の籠目文様の江戸切子、「胡麻」や「竜胆」をあしらった組子といった組み合わせが楽しめる。
音楽やアートとともに、今までにない上質な時間を過ごそう。
ホテル小柳
所在地:新潟県南蒲原郡田上町湯田上温泉
(田原昌)