旧大阪中央郵便局跡地が含まれるというJR大阪駅西地区で、開発計画が進んでいます。同地区に建設された大型複合施設「JPタワー大阪」に、商業施設「KITTE大阪」が7月31日(水)に開業します。
JPタワー大阪とは
「JPタワー大阪」は、「KITTE大阪」に加え、オフィス、劇場、ホテルなどを備える予定の大型複合施設。地上39階、地下3階、塔屋2階の建物で、ダイニングやフィットネスルーム、サウナなども整備するといいます。
2023年11月1日(水) には、オフィスの利用が開始され、2024年3月27日(水)には、自由度の高い舞台機構と最新設備を備えたという1,289席を持つ劇場「SkyシアターMBS」が開業しました。
日本郵便株式会社や西日本旅客鉄道株式会社、大阪ターミナルビル株式会社、株式会社JTB、日本郵政不動産株式会社の5社が開発を進めており、“西日本最大のターミナル”であるJR大阪駅周辺の発展とにぎわいの創出、地域の価値向上を目指します。
KITTE大阪には何ができる?
「KITTE大阪」は、「UNKNOWN(未知の、知られていない)」をコンセプトとして、「まだ知らない、まだ体験したことのないものを集め、日本の良さを発見し、再認識できる」とうたう商業施設。
「JPタワー大阪」のうち、地下1階から地上6階部分までが「KITTE大阪」となります。
施設内では、普段の食事からハレの日の会食まで、さまざまなシーンで利用できるレストランのほか、喫茶店やデリ、スイーツショップが展開。
また、アパレルや雑貨、アクセサリーなどを扱う店舗に加え、日本各地のアンテナショップ、クリニックも出店し、店舗数は合計で107に上るそうです(2024年4月3日(水)時点)。
テナントの詳細はこちらから(PDFファイルが開きます)。
<参照>
「JPタワー大阪」竣工 商業施設「KITTE大阪」2024年7月31日グランドオープン
JR大阪駅直結の大型複合施設「梅田3丁目計画(仮称)」上棟 2024年竣工へ向け、オフィスフロアの概要が決定