心霊やUFO、超常現象といったありとあらゆる不可解なことに関する無数の書籍、文書、ファイルが収められている巨大なアーカイブが世界のどこかに実在しているとしたら、あなたはどんな印象を抱くだろうか。
北欧のスウェーデンには、AFU(Archives for the Unexplained)と呼ばれる超常現象に関する文書、書籍、ファイルの世界最大級のコレクション・アーカイブが存在している。
AFUはノルコピングの町に存在しており、クラス・スヴァーン氏とアンダース・リリエグレン氏の二人によって運営されている。700平方メートルものスペースには、50年以上にわたるあらゆるオカルト関連の書籍や文書が並んでおり、その中には実際に奇妙な体験をした人物の証言も含まれているという。
「私たちはAFUで知識の保管庫を構築しています。未解決のあらゆる科学的謎を可能な限り集め、世界に公開しようとしているのです」とスヴァーン氏は語る。
アーカイブは現在、収蔵された記録文書へのアクセスを容易にするためにデジタル化されている最中であるが、興味のある人は直接アポイントメントを取って建物を訪問することも可能とのこと。実際に毎年合計で300人ほどがアクセスを許可され、アーカイブを閲覧しているという。
閲覧者の一人であるペンシルベニア州立大学のグレッグ・エギギアン氏は、国内におけるUFO目撃の歴史を研究するために、このアーカイブを利用したいと考えて何度か利用しているそう。
「AFUは間違いなく、UFO現象の世界史に関わる資料を納めた、世界で最も包括的なアーカイブです。AFUが所蔵する資料なしに、このテーマを徹底的に研究することはできません」とエギギアン氏は語る。
今後アーカイブのデジタル化が進むことで、一般の人々もAFUにアクセスしやすくなるとみられている。もしかしたらAFUに保管され、埋もれていたファイルから秘密にされてきた謎が発掘されるかもしれない。
AFUの公式ウェブサイト
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文=飯山俊樹(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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提供元・TOCANA
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