ノルウェーに移住したばかりの若いフランス人の男が、数週間で25回ものスピード違反を犯し、刑務所に収監された。理由として、近年のヨーロッパにおけるスピード違反の厳罰化がある。『AFP』や『Daily Mail』が伝えている。

■田舎での新生活が一転

逮捕された男(23)は、仕事を求めて2月にフランスからノルウェーの田舎に引っ越したばかりで、1ヶ月にも満たない新天地の生活でスピード違反を繰り返していた。

地元メディア『Aftenposten(アフテンポステン)』によると、男は2月6~25日のわずか19日間で25回のスピード違反で摘発されたという。

特に2月20日に制限速度40マイル(約64キロ)の道路を、70マイル(約112キロ)で走行していた違反が決め手となり、スピード違反の常習犯として実刑判決を言い渡された。