「区分で勝負する」
大学受験では複数の大学・学部を受験するのが一般的だが、昨今の受験事情を踏まえると、その組み合わせを決める上ではどのような点に注意すべきか。
「併願校を考える以前の話として、一般選抜か総合型選抜(旧AO入試)、学校推薦型選抜(旧推薦入試)の『どの入試区分で勝負する』かの受験戦略を立てることが重要になってきます。今では大学入学者全体の約半数が総合型と学校推薦型選抜で占められていて、一般受験組が2,3割程度の大学もあります。大学側としては、一般受験以外のルートで『いかに年をまたがずに、より多くの学生を受け入れることができるのか』を重視しており、いわゆる高校3年次における『年内入試』を意識しています。また、私立高校では学校推薦型として大学の指定校枠を多く持っているところや、系列・附属の高校からエスカレーター式でごそっと学生が入ってくる大学もあります。そうした現状を総合的に勘案して志望校選びを行う必要があります」
受験生の子を持つ親は、自分が受験した頃の常識が通用しないという現実を認識すべきといえるだろう。
(文=Business Journal編集部)
提供元・Business Journal
【関連記事】
・初心者が投資を始めるなら、何がおすすめ?
・地元住民も疑問…西八王子、本当に住みやすい街1位の謎 家賃も葛飾区と同程度
・有名百貨店・デパートどこの株主優待がおすすめ?
・現役東大生に聞いた「受験直前の過ごし方」…勉強法、体調管理、メンタル管理
・積立NISAで月1万円を投資した場合の利益はいくらになる?