■UFOと“人口削減”が結びつく

「プロジェクト・ブルー・ビーム」は1994年にセルジュ・モナストというカナダの陰謀論者によって最初に暴露された。計画はいくつかの段階に分かれているとされており、それぞれの段階で一般大衆はエイリアンの侵略が差し迫っていることをより信じるようになるという。

「最初の段階では、私たちが住んでいる現実に対する私たちの認識を変える、ある種の文書を発掘することになります。私たちを混乱させ、起こり得る可能性に対して私たちの心を開くことになるでしょう」(ジェリド)

 つまりUFOやエイリアンの存在が示唆される噂や“陰謀論”を広め、人々を混乱と動揺に陥れることが手初めであるという。

「第2段階は基本的に、これがどのようなものになるかを私たち全員に想像できるようにすることであり、それを実現する最良の方法は映画を通して行うことです」(ジェリド)

 ジェリドによれば1996年の映画『インデペンデンス・デイ』の公開は、一般大衆に対するこの心理的プログラムの一環であったということだ。

「プロジェクト・ブルー・ビーム」史上最も闇深い陰謀論の真相とは
(画像=「Daily Star」の記事より,『TOCANA』より 引用)

 奇しくもモナストは同年の1996年に51歳で亡くなっている。彼はこの理論に関係し、予期せぬ死を遂げたと思われる数多くの人物のうちの1人であるという。

「そして2週間後、この本の執筆を手伝ってくれたパートナーも同様の心臓発作で亡くなりました」とジェリドは指摘する。

「第3段階では、彼らは実際にホログラフィック画像を空に投影して、エイリアンの侵略を実際に私たちに見せます。そして第4段階では、彼らは私たち全員を地下バンカーと潜水艦の中に入れようとしています。幸運に恵まれた少数の人々は、この『世界の終わりの黙示録』を生き延びることになるでしょう」(ジェリド)

 彼はまた謎の「フェニックス・ライト」やよく知られたUSSニミッツのUFO遭遇などの大量のUFO目撃情報は、大規模な偽装エイリアン侵略の準備をするためにペンタゴンが画策したでっちあげだと確信している。

「映画の中だけにとどめるのではなく、現実の要素を加えるために、実際にこれを現実に持ち込まなければなりません」(ジェリド)

 そしてそれを実現する方法は、ロナルド・レーガン大統領が「外部の普遍的脅威」と表現したものであり、それによって我々全員が地下シェルターや、指導者が命じる他の場所に喜んで入っていくことになるだろうと説明する。地下に避難した人々は“削減”されてしまうということなのか。

 こうしてUFOと“人口削減”が結びつくことになったわけだが、ここまで語ってしまったジェリドの身に危険は及ばないのだろうか。この先彼の身に何か起これば、この「史上最も闇深い陰謀論」の実在が示唆されてくるわけだが……。

参考:「Daily Star」ほか

文=仲田しんじ

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提供元・TOCANA

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