■プロ講座無料受講と保険加入

静岡市が募集した“市民カメラマン”企画がネットで賛否 「やりがい搾取」と怒りの声も…
(画像=『Sirabee』より引用)

HPには、本案件についての謝礼はなく、交通費などの諸経費も自己負担と明記されている。

一方で、萩原氏のワークショップ(体験講座)無料参加、また活動時万が一事故などが発生したことを考慮して「全国市長会 市民総合賠償補償保険」への無償加入という見返りも用意。その上、「写真技術のレベルは問いません」とプロ・アマ問わない旨が記されており、だいぶハードルを低くした募集であることも示されていた。

■「やりがい搾取」と反論が…

しかし、5日にこの募集の件をツイートすると、一部のユーザーから反論が。「何様だよ」「やりがい搾取」「きちんとお金もかけてプロにお願いするのが良い」と今回の募集を真っ向から否定する意見が飛び交った。

他方、「披露の場欲しい人には全く云う事無い」「やりたい!って人いっぱいいると思うんだけど」「多少のお金より機会をもらう方がはるかに嬉しい」と、取り組みを称賛する声も上がっている。

静岡市に今回の反響について取材申請したところ期限までに連絡をもらえなかったが、同市HPを見ると市民カメラマンの写真やレポート記事は2014年からバックナンバーが掲載されており、毎年恒例の企画のようだ。