誹謗中傷・不正行為が複数回続くとBANか
「PSN BAN」も「本体BAN」もデメリットが大きいため、当然ながらBANに該当するような行為は避けるべきだろう。具体的にどのような言動・行動を起こすと、BAN対象になってしまうのだろうか?
「アカウントBANについてソニーは、具体的な審査基準・方法は公表していないものの、オンラインマルチプレイ中にボイスチャットやメッセージを用いて攻撃的・脅迫的・差別的な言動を発することやチートなどの不正行為、プライバシーの侵害、個人情報の誤りなどが発覚した場合、BAN対象になる可能性があります。
違反行為が確認された際にはソニーから警告が入り、経過観察で問題なければBANされることはないようですが、何度警告しても改善が見込めなかった場合、ソニーはBANの判断を下すと聞きます。そこで多くの違反ユーザーは、まずPSN BAN措置を取られます。そしてPSN BANが解除されても変わらず違反行為を継続していたユーザーは、本体BANされることがあるようです。
またメッセージでポルノ画像などを送った場合には、警告なしでいきなりPSN BANされる可能性も高いです。さらにいうと、重大な規約違反が確認された悪質なユーザーには、PSN BAN段階を飛ばしていきなり本体BANの措置を取ることもあるようです」(同)
明確に違反行為をしたユーザーはBANされる可能性が高い一方で、身に覚えのない理由でBANされてしまうケースもあるようだ。たとえば、昨年12月上旬には、多くのユーザーの間で突如PSNアカウントが無期限のBAN通告を受けたという報告が相次いだ。オンラインで購入したゲームがプレイできなくなり、憤慨するユーザーも少なくなかった。
「この件に関してソニーは声明を出していませんが、可能性としては12月5日に行われた利用規約の改定の影響が考えられます。改定の前後に永久停止通告を受けたユーザーが続出したことから、システム的なエラーによって誤ってBANされてしまったという見方が強いです。SNSでも永久停止通告を受けたユーザーがソニーに問い合わせたところ、BANを解除されたと報告がありましたので、このときは本当に規約違反していたユーザーは少なかったかもしれません。」(同)
最後に、身に覚えがないBANへの対応、規約違反によってBANになってしまったときの対応について聞いた。
「身に覚えのないBANは、運営元に問い合わせて停止の理由を尋ねてみてください。ただ前出の規約改定のような事例では、問い合わせが殺到している可能性もあるので、自分に非がなければ復旧まで待ってみるのもひとつの手です。残念ながら規約違反によってBANされたユーザーは、BANが解除される日まで待つしかありません。新しくアカウントを作ってもいいですが、先ほどお伝えしたとおりセーブデータや課金アイテムを引き継げなくなってしまうので、根本的な解決にはならないでしょう。そして本体BANされた場合には、事実上、二度と遊べなくなってしまうこともあり、そうなるともうあきらめるしかないようです。言わずもがなですが本体BANは非常に重いペナルティーですので、きちんと規約を守ったうえでPS5ライフを送るよう心掛けてください」(同)
(取材・文=文月/A4studio、協力=田下広夢/ライター)
提供元・Business Journal
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