あの世界的ブランドを立ち上げた人物の人生を追う。
山岳・自然分野のメディア事業を展開する山社と溪谷社が、ダグ・トンプキンスさんの波乱に満ちた人生を綴った『ザ・ノース・フェイスの創業者はなぜ会社を売ってパタゴニアに100万エーカーの荒地を買ったのか? ダグ・トンプキンスの冒険人生』を4月16日(火)に出版した。
書籍を通じてダグ・トンプキンスさんの人生を追う
『ザ・ノース・フェイスの創業者はなぜ会社を売ってパタゴニアに100万エーカーの荒地を買ったのか? ダグ・トンプキンスの冒険人生』は、タイトル通りダグ・トンプキンスさんの人生を綴った書籍。
アウトドアブランド「ザ・ノース・フェイス」の創業者として知られ、同じく人気アウトドアブランドの「パタゴニア」創業者とも若い頃から親交があったトンプキンスさん。
彼の人生は、単なるビジネスマンの枠を超え、冒険家として、また自然保護活動家としての側面も持ち合わせていた。
トンプキンスさんはその人生の中で、自身が築き上げた企業を売却し、その資産を自然保護のために投じるという驚きの選択を行う。自らが共同創業者として関わった衣料品ブランド「エスプリ」を高額で売却し、その後、南米の自然を保護するために多額の資金を捧げたのだ。
常にリーダーシップを発揮してきたトンプキンスさんが追いかけたものとはいったい何だったのか。その全てが本書の中で語られる。
数多くの著名人が本書を推薦する
『ザ・ノース・フェイスの創業者はなぜ会社を売ってパタゴニアに100万エーカーの荒地を買ったのか? ダグ・トンプキンスの冒険人生』の発刊にあたり、多くの著名人が本著を推薦するコメントを発表している。
「彼はおきて破りが三度の飯より好きだったよ」-イヴォン・シュイナードさん(パタゴニア創業者)
「ダグとふたり、小さな飛行機で空に上がり、彼が創り出したものを見せてもらいました。ただただ美しい。すばらしいとしか言いようがありません。世界的な破壊のなかに生まれたオアシスです。少しはいいニュースが欲しいと思ってしまうほど悪いニュースばかりですが、これはまちがいなくいいニュースです」-ジェーン・グドールさん(霊長類学者)
世界を巻き込み、破天荒に人生を駆け抜けたトンプキンスさん。彼の生き方は、現代社会においても多くの人々に視座やヒントを授けてくれるはずだ。
ザ・ノース・フェイスの創業者はなぜ会社を売ってパタゴニアに100万エーカーの荒地を買ったのか? ダグ・トンプキンスの冒険人生
定価:2,860円(税込)
著者:ジョナサン・フランクリン著、井口耕二訳
体裁:A5判/392ページ
(IKKI)