今年のビアガーデン選びに悩んでいる人は、東京・赤坂の「明治記念館」で優雅な時間を過ごしてみては。

同館では、5月8日(水)から9月27日(金)まで、毎年大好評のビアテラス「鶺鴒(セキレイ)」がオープン。現在、予約を受け付け中だ。

見事な庭園または有形文化財に指定された建物内で、同館ならではの料理を愉しもう。

日本の歴史を見てきた「明治記念館」

「明治記念館」は、1881年に⽇本初の迎賓館「⾚坂仮皇居の御会⾷所」として竣工された。1888年には『⼤⽇本帝国憲法』草案審議の御前会議の場となった。

二度の移築を経て、1947年に「明治記念館」の名称で総合結婚式場として開館式を挙行。2020年には歴史的・建築的価値が認められて、本館が東京都指定有形⽂化財(建造物)に指定された。

庭園に面した開放的な空間と、明治の面影を残す格天井など、歴史あるインテリアが和魂洋才の上質な時間を提供する。

広大な庭園と文化財の室内で愉しめるビアテラス

期間限定のビアテラス「鶺鴒」は、庭園または室内で開催。

約1,000坪もの庭園は、専任の庭師が毎日丁寧に手入れを重ね、都心にありながら美麗な緑に囲まれたロケーションを誇る。

そして、東京都指定有形文化財(建造物)に指定された「憲法記念館」とも呼ばれる「明治記念館本館」は、明治時代に日本初の迎賓館として使用された場所。和と洋が調和した洗練された空間で食事が愉しめる。

総料理長が腕によりをかけたメニュー

同館の広大な庭園を臨むビアテラス「鶺鴒」では、開放的な雰囲気のなかで、同館の和洋の総料理長が腕によりをかけた多彩な食事と飲み物が満喫できる。

アラカルトとして「国産牛ローストビーフ 鶺鴒カット(6,350円)」や「料亭の天麩羅盛り合わせ 大根みぞれ汁(2,300円)」のほか、「真鯛の冷しゃぶしゃぶ 淡路島の玉ねぎドレッシング(2,300円)」などが並ぶ。

ドリンクも、生ビール各種にワインやウイスキー、「オリジナルカクテル鶺鴒(1,800円)」など、豊富に用意している。

フレンチを味わう77周年特別メニュー

今年11月に77周年を迎える同館では、ビアテラス「鶺鴒」で愉しめる「77周年特別メニュー(9,700円)」を発売。

フランス料理の王道「パテアンクルート(パテのパイ包み焼き)」や「仔羊背肉のロースト」、名物「明治記念館のしおもなかアイス」など、今年しか味わえない特別なコースを堪能したい。

専任の庭師が毎日手入れする美しい庭園で、至福の時間を愉しみたい。

ビアテラス「鶺鴒」
開催期間:5月8日(水)~9月27日(金)
所在地:東京都港区元⾚坂2-2-23 明治記念館
営業時間:17:00~22:00(LO 料理21:00、飲物21:30)
席料(1名):S席1,500円 / A席1,000円 / 室内席1,000円
室内プラン:料理コース 5品9,000円 / 6品13,000円、フリードリンク 4,000円

(田原昌)

※表示価格はすべて税、サービス料込
※貸切営業により、利用できない日もあり
※メニュー内容は変更になる場合あり
※写真はイメージ