エイリアンとの間にもうけた9人の子どもがいると主張するアブダクティーがいる。なんと、彼はエイリアンの“繁殖プログラム”に利用されているというのだ。

■エイリアンとの間に9人の子どもを持つアブダクティー

 エイリアンによる拉致、つまりアブダクション事件の被害者(アブダクティー)であるスタン・ロマネク氏(58歳)は、エイリアンに生殖機能を搾取されて9人の“ハイブリッド・チルドレン”を作らされたと主張している。そしてこの主張を裏付ける写真、ビデオ、音声といった証拠を持っているというのだ。

 要するに彼はUFOに誘拐されて、エイリアンとの間で子作りをさせられたという話なのだが、ロマネク氏のバックグラウンドによって話はさらに複雑になっている。

「宇宙人との間に9人の子どもを持つ」男がヤバすぎる! エイリアン映像や娘の写真も公開、映画化後さらに衝撃の展開!
(画像=スタン・ロマネク氏 「Daily Star」の記事より,『TOCANA』より 引用)

 2017年12月、ロマネク氏は児童性的虐待の画像の所持で有罪判決を受け、更生施設での実刑2年と10年間の厳しい保護観察が課せられ性犯罪者として登録された。アメリカ合衆国国土安全保障省による8カ月間の調査によって、ロマネク氏のパソコンから300を超える犯罪的な写真とビデオファイルが見つかったというのである。

 ロマネク氏はこれは完全に謀略であり、彼のパソコンから見つかった児童性的虐待のコンテンツは自分のものではないと主張し、アメリカ政府が自分を陥れるためにデータファイルを送り込んできたと非難している。

 児童ポルノを所持していた性犯罪者のアブダクティーというかなり特殊な人物ということになるのだが、かねてよりロマネク氏はエイリアンに何十回も誘拐され、子どもを作らされたと主張している。

 ロマネク氏は自身のアブダクション被害について綴った2つの著作があり、2013年にはドキュメンタリー映画『未知との遭遇:スタン・ロマネクの場合(Extraordinary: The Stan Romanek Story)』が公開され、作品の中で窓の外から覗き込むエイリアンの姿や、家の台所を駆け抜ける小さな灰色のエイリアンの姿をとらえた写真とビデオを紹介している。

「宇宙人との間に9人の子どもを持つ」男がヤバすぎる! エイリアン映像や娘の写真も公開、映画化後さらに衝撃の展開!
(画像=台所に現れたエイリアン 「Daily Star」の記事より,『TOCANA』より 引用)

 映画は話題を呼んだが、彼にとって最も貴重なのは、彼とエイリアンの間で誕生した9人の“ハイブリッド・チルドレン”のうちの1人の写真であるという。

 コロラド州ラブランド出身のロマネク氏が最初にアブダクション被害にあったのは2000年のことだというが、2009年9月に決定的な出来事が起きたという。電話を通して会話している友人が“ハイジャック”されたというのだ。

 電話越しの友人の肉体を乗っ取ったのは、なんとロマネク氏の子どもの1人だった。キオマと名乗るハイブリッドは、この友人の肉体を通じてロマネク氏に話しかけてきたのである。以下がその内容だ。

「パパ、心配しないで。元気です。今は私たちにとって危険すぎます。あなたが望んでいたとしても、私たちを守ることはできませんでした。私たちはあなたがたの電話を中断するつもりはありませんでしたが、私たちが9人いることを知っておくべきだと思いました。同じ(母親の)7人と(別の母親の)2人で、それぞれ名前が異なります。私は最年長です。私はキオマと名付けられています。これはトリニティ(三位一体)を意味します。私の妹の名前はトリリーですが、それは輝くことを意味します」

 この驚きの電話に前後して、ロマネク氏の自宅周辺で小さな人影が目撃されるようになったという。2008年には窓の外から家の中を覗き込んでいる大きな目をした“グレイ”タイプのエイリアンの映像を撮影することに成功し、窓に見つかった指紋から3本の細長い指と1本の親指があることが推測できた。この映像は後に「ブービデオ(Boo Video)」と呼ばれるようになった。

 2008年、ロマネク氏はラジオ番組「Coast To Coast」に出演し、インタビュー中に番組ホストのジョージ・ヌーリーは、ロマネクが「ブービデオ」の信憑性について嘘発見器テストを受けることを提案した。ロマネク氏は同意してテストを受けたのだが、「ブービデオはデマですか?」という質問で「嘘」の判定となった。ロマネク氏は、「自分には正確なテストを妨げる病状がある」と説明したが、後になって「ヌーリーが彼を失敗するように機器を設定した」と主張を変えている。

「宇宙人との間に9人の子どもを持つ」男がヤバすぎる! エイリアン映像や娘の写真も公開、映画化後さらに衝撃の展開!
(画像=「Daily Star」の記事より,『TOCANA』より 引用)