ボルシアMG所属の日本代表DF板倉滉は、今月7日開催のブンデスリーガ(ドイツ1部)第28節ヴォルフスブルク戦で強烈なミドルシュートから同点ゴールを奪取。シュートが時速113km/hと、今節のリーグ戦全試合で最速だったことで注目を集める中、川崎フロンターレ、北朝鮮代表OBの鄭大世氏が板倉に挑戦状を突き付けた。
今季ここまで主力センターバックとして活躍も、ヴォルフスブルク戦では中盤センターでスタメン出場した板倉。0-1で迎えた52分に、ペナルティエリア手前でDFルカ・ネッツからのパスを足元で受けると、相手選手のポジショニングを確認した上で右足を一閃。シュートは相手選手に当たってコースが変わり、ゴールマウス左隅に吸い込まれた。
この“時速113キロ弾”は、今月14日放送の『ABEMAスポーツタイム』で話題に。同番組によると、板倉本人は試合後、シュートスピードについて「本当ですか?知らなかったです!確かにボールをしっかりと捉えることはできました。僕も強烈なシュートを打てるんですね。同じような場面があれば、また狙っていきたいです」と驚きを隠せなかったという。
この板倉のミドルシュートに、鄭大世氏は「入るべきして入ったゴール」と頷きつつも、「僕は先月くらいにサッカー企画の番組で119km/h出しているんですよね」とドヤ顔で語ると、元プロ野球選手の川崎宗則氏ら出演者は爆笑。「引退して1年以上経つんですよね。板倉まだまだだからな!大腿四頭筋鍛えて。腸腰筋もついでにね」と不敵な笑みを浮かべながら、ジョークを飛ばした。
なお、板倉は今月13日開催の第29節ボルシア・ドルトムント戦でも中盤でフル出場。チームは1-2で敗れている。日本代表屈指のセンターバックが、川崎で先輩に当たるから“挑発”を受けたことでも注目を浴びている。