コールマンは、クーラーボックス発売70周年を記念するモデルとして、「54QT 70thリミテッド スチールベルトクーラー」を6月より順次発売予定だ。
同ブランドが1954年に現在の製品の原型である「No632」を発売して以来、その形を保ちながらも進化し続けてきたスチールベルトクーラー。タフさと保冷力に定評のある同シリーズの特別なモデルに期待が高まる。
多くのキャンパーに愛されるスチールベルトクーラー
1901年にウィリアム・コフィン・コールマン氏が、アメリカ・カンザス州ウィチタにて創業した老舗キャンプブランド・コールマン。そんなコールマンの製品の中で、アウトドアファンから根強い人気を誇るアイテムの一つが、高い保冷力が魅力のスチールベルトクーラーだ。
耐久性のある頑丈なスチール素材を使った同クーラーの特徴となったタフさと保冷力の高さは、クーラーボックスの歴史に誇るものといえる。また、発売当初から変わらないスタイリッシュで洗礼されたデザインも、多くのキャンパーに愛される要素となっている。
ここで、そんな同ブランドのスチールベルトクーラーの歴史を簡単に紐解いてみよう。
レジャー文化の黎明期にあたる1954年、保冷力の高いクーラーを作るため銅板とブリキを使用した、スチールベルトクーラーの原型となるモデル「No632」が販売された。
1970年からは軽く衝撃を吸収するプラスチックを素材に採用。1991年からは、現行の製品名・スチールベルトクーラーとして販売を開始した。2002年からは現行の形状で販売し、今年、70周年記念モデル「54QT 70thリミテッド スチールベルトクーラー」を発売する運びとなった。
スチールベルトクーラーの70周年記念モデルが登場
今回発売する「54QT 70thリミテッド スチールベルトクーラー」は、アメリカを象徴するホワイトハウスから着想を得た限定のホワイトカラーが特長。高級感の漂う澄みきったホワイトは、キャンプ場にひときわ映えるカラーリングとなっている。
容量は約51L、保冷力は約4日で、連泊のキャンプやBBQなどに最適だ。蓋とボディにはスチールと厚さ3cmのウレタンフォームを使用しており、頑丈さと保冷力を兼ね備えている。
アウトドアファンやキャンパーにとって、信頼性のあるクーラーボックスは必需品だ。堅牢さと保冷力、そして格好良さをあわせ持ったコールマンのスチールベルトクーラーは、いつものキャンプをより充実したものにしてくれるだろう。
54QT 70thリミテッド スチールベルトクーラー
本体サイズ:約62cm×42cm×41cm
容量:約51L
重量:約7.5kg
材質:スチール・ステンレス・発泡ウレタン・ポリエチレン
仕様:ラッチロック・ドレイン・ボトルオープナー
価格:40,700円(税込)
(高野晃彰)
※スチールベルトクーラーの歴史は、一部、国内展開においての歴史の流れとなる