内閣府原子力委員会の前委員長であり原子力技術開発に携わった岡芳明先生のご講演を杉山大志研究主幹が伺います。

原子力発電は、エネルギー安全保障とCO2削減に本質的な寄与をすることに加えて、データに基づけば最も安全であり、また長く使うことにより最も安価になる。再稼働、運転期間延長、新規建設をすべきであり、発電に占める原子力比率はフランスなみの70%が望ましい。この実現に向けて、日本の原子力行政はアカウンタビリティの欠落を克服すべきであり、事業者は集団思考に陥りがちな点を直さねばならない。

【講演資料】

原子力発電の役割と課題