しかもその多くは、資金力が無く設備投資が出来ないまま老朽化して、稚拙なオペレーションによって観光客が呼べなくなっています。

そんな施設もコストをかけて手入れをし、オペレーションを改善すれば、高級リゾートに生まれ変わることができます。日本中にそんな宝の山が眠っているのです。

ところが、そんな日本の各地にある観光資源が、次々と外国資本に買い占められていると聞きます。

日本人として何だか勿体無く、とてももどかしい気持ちになります。

日本が残された生き残る道は、観光国家としてフランスのようなインバウンド需要を狙う戦略しかありません。

知恵のある日本企業がたくさん出てこないかと期待しています。

編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2024年3月31日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

【関連記事】
「お金くばりおじさん」を批判する「何もしないおじさん」
大人の発達障害検査をしに行った時の話
反原発国はオーストリアに続け?
SNSが「凶器」となった歴史:『炎上するバカさせるバカ』
強迫的に縁起をかついではいませんか?