無骨なブラックカラーのバイクが男心をくすぐる。
トライアンフモーターサイクルズジャパン社が、3月19日(火)に新型の「Rocket 3 Storm R」と「Rocket 3 Storm GT」を発表した。
パフォーマンスに優れた「Rocket 3 Storm」が誕生
初代Rocket IIIがモーターサイクルシーンに登場して、はや20年が経つ。新たに誕生した「Rocket 3 Storm」は、さらなるパフォーマンスと優れたハンドリング、ダークでムーディーなカラーリングを実現したモデル。
182PS/7,000rpmの馬力を保持
2,457ccという世界最大クラスのエンジンを搭載した「Rocket 3 Storm R」と「Rocket 3 Storm GT」は、ピークパワーが15PSも向上し、182PS/7,000rpmという圧倒的な馬力を実現。トルクも4Nm向上し、4,000rpmで225Nmに達する。
軽量化することでハンドリングが容易に
従来の「Rocket」のリア16インチとフロント17インチのホイールは、よりスポーティな10本スポークのアルミ鋳造ホイールに変更し、バネ下質量を低減。軽量化することでRocketの持つ敏捷性をさらに向上させた。
アルミフレームは鋳造と鍛造の素材を複合で使用。優れたトルクウェイトレシオを実現している。
モデルに応じてライディングポジションなどに違い
「Rocket 3 Storm R」と「Rocket 3 Storm GT」はそれぞれ、ハンドル位置やシート・セッティングなどに違いがある。
例えば、Rのライダー&リアシートはロードスター仕様で、シート高が773mm。一方GTは立体的なツーリング向けのシートで、シート高はわずか750mm。ゆったりと座れるようにパッド入りのリアシートと調整可能なリアバックレストも装備している。また、グリップ位置がRより125mm高いのもポイントだ。
フットペグポジションも異なる。Rはミッドフットコントロールを装備しており、2段階で15mmの上下調節が可能。あらゆる体格のライダーに対応する。GTは前方フットコントローラーを装備し、3段階の水平ポジションと50mmの調整が可能。ロングライドでも快適だ。
ダークカラーのスキームがカッコいい
さらに、「Rocket 3 Storm」は人気のブラック仕上げのコンポーネントを採用。ダークでムーディーなカラースキームも魅力のうちだ。
18リットルの大型タンクにはStormのロゴをデザイン。「Rocket 3 Storm R」と「Rocket 3 Storm GT」の各モデルには、ツートーンカラーの3種がバリエーションとしてラインナップする。
メーカー希望小売価格は「Rocket 3 Storm R」が2,989,000円、「Rocket 3 Storm GT」が3,059,000円。
いずれもバイク好き垂涎のモデルと言えそうだ。
(IKKI)