桜の開花が待ち遠しい2月18日、三重県鈴鹿市のかがやき渡船にシーバスを求めて釣行した。
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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・波瀬金鉤)
四日市港周辺のボートシーバス釣行
若松漁港から出船するこちらの船では、四日市港でボートシーバスが楽しめる。年中釣れる魚だが、本格的なシーズンは4月から。まだまだ魚の活性には日ムラがある状況。
なんとか1匹釣りたいと思いつつ、日の出前の午前5時に出船し、朝マヅメを狙った。気温は10度、平均風速1mで波は穏やかだった。
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当日のタックル
仕掛けはロッドがシマノムーンショットBSS70MH、リールはアルテグラ4000XG、ラインはピットブル8の1.5号、リーダーはトヨフロンLハード4号、ルアーはハヤブサのジャックアイフリフリシャッド30gアカキンだ。
ストラクチャーの穴撃ちがメインになるので、ラインブレイク対策として少し太めのラインを使用する。キャストはポイントにもよるが、最長でも20m程度なので6~7フィートの短めのサオが扱いやすい。
ベイトはコノシロやアジ、ボラなどの小魚がメイン。水中できらめく群れを何度か確認することができた。連日の釣果ではシャッドテールが有効とのことで、フリフリシャッドを選択した。
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狙ったポイントについて
ストラクチャーの隙間にルアーを投げ込み、着底後に一定の速度で巻き上げる。ズル引きやリフト&フォールも有効ではあるが、根掛かりのリスクが高いので悩みどころ。アクションには細心の注意を払う。
この日は港に2台の巨大コンテナ船が寄港しており、排水熱に魚が集まるのでかなりの好条件。船底に潜むシーバスを狙い、ボトムからルアーを巻き上げた。
すると手元から海中に引き込まれるような強烈なアタリ。直後に白身魚特有の強烈な引きに全身がわき立つ。
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45cmのシーバスをキャッチ
海底に向かって逃げるかと思いきや、水中から飛び出してエラ洗い。シーバス確定の瞬間だ。フックが外れないようサオ先を下げ、ラインを害物に巻かれないよう強引に寄せる。
結果、45cmのシーバスを釣り上げることができた。その後、カラーチェンジやメタルバイブを使用したが、魚の活性はイマイチ。小さなアタリは何度かあったが、桜の開花を待ち望む結果となった。
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