■最高裁判所のガイドライン

インドでは最高裁判所のガイドラインにより、自動車の構造変更が厳しく制限されている。基本的なフレームや構造を改造した場合、車両は工場出荷時の状態に戻さなければならないとされている。

違反が認められると、罰金が科せられるほか、車両の登録取り消しやライセンスの剥奪もあり得るという。

また、クラクションの変更、指定されたナンバープレート以外の使用、窓ガラスにフィルムを貼る行為、排気システムや照明の変更についても、厳しい規制が設けられている。

ディーンさんの車は押収後、部品などを完全に分解し、車本体は返却されることになっているという。周囲の住民からは、「イノベーションを支援してもいいのではないか」という意見が出ているそうだ。

(取材・文/Sirabee 編集部・本間才子)

提供元・Sirabee

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