壁に開いた穴の向こうから見つめる何者かの目……というカットはホラー作品でよく見かけるものだが、海外でそんなシーンを思い浮かべずにはいられない動画が撮影されて話題になっている。

 3月の初め、サルティーヨ市の整備工場のガレージである女性の作業員が仕事をしていたところ、突然何者かに監視されているような不気味な感覚を覚えたという。一体どこから視線を感じるのか不思議に思った彼女が部屋を見回したところ、壁に穴が開いているのを発見。その穴の奥に何かがあるように見えたため、ライトを当てたところ壁の向こうから自分たちをじっと見つめ返している目と見つめあってしまったのだ。

 彼女と同僚たちは心底驚き、壁を叩いて目玉の主の反応を引き出そうとした。しかし不思議なことに、壁の向こうの眼球は何の反応も見せず、ただこちらを見つめるだけだったという。 また彼女は建物を外から撮影した動画も投稿。謎の目玉が壁の裏にいたのか説明できるような穴がないことも説明している。

 この動画は先週ネットに投稿されて以来、メキシコで大きな反響を呼び、現在までに2600万回という驚異的な再生回数を記録している。コメント欄はやはり目玉の正体に関する話題で持ちきりで、目玉の主がフクロウや猫だったのではないかという人もいれば、悪魔や幽霊などの超自然的な存在であるという説も出てきているとか。果たして、壁の向こうからこちらを覗く目の正体は何だったのか。気になる人はぜひ動画を見て考えてみてほしい。

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【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】

文=加藤史紀(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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提供元・TOCANA

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