ブリティッシュ・エアウェイズの客室乗務員が、アジアンヘイトを示唆する動画を投稿して解雇された。航空会社は「多大な損害を与えた」という見解を発表しているという。『Daily Mail』『The Sun』がレポートしている。

■人種差別にあたる動画が拡散

イギリスの航空会社であるブリティッシュ・エアウェイズで、客室乗務員として勤務していたホーリー・ウォルトンさんとローレン・ブレイさんが、TikTokに投稿した動画が拡散。それを見た同社は内容が人種差別にあたると判断し、メキシコ・カンクンに滞在していた2人を帰国させると、本社で解雇を言い渡したという。

2人はイギリス・ガトウィック空港発BA2157便の客室乗務員を務め、問題となった動画は、フライトの合間に滞在したカリブ海に面するアンティグアの高級ホテル「トレード・ウィンズ」で撮影していた。

同社の広報担当者は、「あらゆる形態の人種差別は容認できず、我々はこの種の申し立てを非常に真剣に受け止めています。この2名は当社でもう雇用していません」と述べている。また会社全体として「多大な損害を与えた」ともコメントした。