アルゼンチン上空を飛行中のパイロットが、上空を移動する謎の光の群れを発見、管制官に通報するという事件が発生した。

 3月初め、アルゼンチン航空の旅客機のパイロットがネウケン市に向かっている最中に上空の異変に気づき、近くのプレジデンテ・ペロン空港に連絡した。

 しかし、事態の解明を期待したパイロットは、自分が今観測したものをさらに不思議に思っただけだった。

 彼が管制官に「ずっと動いている光が見えますか?4つの光が動いているようですが、高い位置にあります」と困惑を隠さず尋ねたところ、管制官は 「私の位置からは何も見えていませんし、このエリアで他の飛行機が複数飛んでいるとの報告もありません」 と答えた。

 そこでパイロットは、自分が報告している内容が異常なものだったと改めて認識したのか、管制官に自分が正気であることを保証するためにか「コーヒーを飲んだよ、本当だよ」と冗談めかして報告した。

 しかし、自分の目撃した謎の発光体を管制官が識別できなかったのは不自然だという事実に至ったパイロットは驚きを隠せなかった。そして「(複数の飛行物体は)私たちが向かっていた飛行レベルよりもはるかに高い位置にあります」と説明、レーダーでその異常が確認されるであろう場所を指示しようとした。 しかし管制官は苛立った様子で「繰り返しますが、このエリアでのトランジットは報告されていません」と返答。 パイロットの不安を和らげるためか「安全のため、必要であれば 所定のコースから逸れることができる」と指示した。

 残念ながら、両者のやり取りの録音はここで終了しているため、その後『飛行機より高い位置を飛んでいた謎の発光体』がどうなったのかは不明である。パイロットを困惑させた謎の飛行物体の正体は何なのか。皆さんもぜひ考えてみてほしい。

※パイロットと管制官のやり取りの音声は「Lmneuquen.com」にて聞くことができます。

関連記事:Coast to Coast AM、Lmneuquen.com

【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】

文=飯山俊樹(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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提供元・TOCANA

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