SNSでさまざまなものが一瞬で拡散する時代。被災地支援の情報など、よいものが広く伝わる場合もあるが、仲間内だけと思っていた動画や画像が意図せず大炎上してしまうケースも少なくない。
「バイトテロ」と呼ばれる問題も、そうしたSNSの徒花のひとつだ。
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■かつての「バカッター」再び
バイトテロとは、飲食店などで働く店員がふざけて撮影した写真や動画をSNSに投稿する行為のこと。運良く仲間内だけで収まることもあるだろうが、非公開で投稿したつもりでも拡散してしまうと炎上につながる場合も。
2013年頃から話題となり、こうした事案が多く投稿されたツイッター(現X)にちなんで「バカッター」とも呼ばれたが、近年はやや落ち着いていた。
しかし、今年に入って、人気しゃぶしゃぶチェーン店のしゃぶ葉で、男性店員がホイップクリームを口に直接流し込む動画が拡散。ドミノ・ピザでも、鼻をほじった指をピザ生地に突き立てる動画が投稿され、大炎上した。
こうしたバイトテロは、世間の感情にどのような影響を与えるのだろうか。