両側スライドドアを備えたワゴンR

【プロ解説】両側スライドドアのワゴンRスマイルを中古で買うならおすすめは?
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

ワゴンRスマイルは、両側スライドドアによる乗降性の高さはもちろんのこと、前席のシートポジションを高くすることで、視界が良く、運転しやすいことが印象的です。

ワゴンRよりも室内高が65mm高いこともあり頭上まわりにも十分な余裕があります。

後席はワンアクションで容易に格納、展開ができるワンタッチダブルフォールディング式で、後席格納時は床面が少しスロープ状になるものの、段差も小さく積載性も上々です。

【プロ解説】両側スライドドアのワゴンRスマイルを中古で買うならおすすめは?
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

搭載されるパワートレインは、最高出力36kW(49PS)、最大トルク58NmのNAエンジンのみですが、1.9kW(2.6PS)、40Nmのモーターを組み合わせるマイルドハイブリッドも設定。

モーターアシストはパワーも時間も限定的ですが、タウンスピードでの加速時はNAよりもスムーズにこなしてくれます。

マイルドハイブリッドのカタログ燃費は最高値で25.1km/L、純ガソリン車は23.9km/Lと大差ではないものの、スムーズな発進性や加速、静粛性の高さなども美点で、できればマイルドハイブリッドを指名したいところです。

【プロ解説】両側スライドドアのワゴンRスマイルを中古で買うならおすすめは?
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

グレードは、下から純ガソリン車の「G」、マイルドハイブリッド車の「HYBRID S」「HYBRID X」という構成。

マイルドハイブリッド車には、アダプティブクルーズコントロール(ACC)や標識認識機能、ヘッドアップディスプレイなどからなる「セーフティプラスパッケージ」をオプション設定しています。たまに高速道路も使って長距離移動もするのであれば、ACCの存在は重宝するはず。

また最上位グレードの「HYBRID X」には、LEDのヘッドランプやポジションランプ、フロントフォグランプなどの視界(視認性、非視認性)と、見た目を引き上げる装備が標準になるほか、360°プレミアムUV&IRカットガラス、時間調整付フロント間欠ワイパー、パーソナルテーブル、運転席シートバックアッパーポケット、フロントアームレストボックスなど利便性、収納力を高める装備も標準化されています。