ボストン・ダイナミクス社の「スポット・ミニ」からイーロン・マスクの企業が開発した自律型ヒューマノイド「オプティマス」まで、我々はここ数年で多種多様の印象的なロボットを目にしてきた。ロボットの開発目的の中には、危険で反復的な仕事を人間の労働者に代わって行うことが含まれているが、現実にその地点まで到達したロボットはまだ登場していない。
しかし、労働者不足を解決できる商業的に利用可能な人型ロボットの開発を目指す企業が現れて注目を集めている。
アメリカのスタートアップ企業『Figure AI』は、人工知能を搭載した量産可能な人型ロボットを市場に投入することで、これまで誰も成し得なかったことの実現を目指している新会社だ。
既にこの企業は自社で開発した『Figure01』と名付けられたロボットがオフィスでコーヒーを淹れる様子を動画で公開している。重要な目標は、このロボットを職場環境で真に役立つものにすることだと同社は主張する。
今はまだこの程度の単純な作業をしてみせる程度だが、商業的に役立っていない他社のコンセプトモデルと比較しても、実用的な作業をある程度行えるという時点で商業化を見据えた開発を行っている様子が伺える。事実、近い将来にはあらゆる複雑なタスクをこなせるようになるはずだと同社は主張する。
現在既にマイクロソフト、インテル、サムスン、Nvidiaなど、著名なハイテク企業数社が『Figure AI』のプロジェクトに数億ドルを投資しており、成功への期待が高まっていることがうかがえる。
人間と同じようにロボット達が並んで作業を行う、そんな未来が間近に迫っているのかもしれない?
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文=飯山俊樹(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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提供元・TOCANA
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