日産がGT-Rの2025年モデルを発表。GT-R Premium editionに専用特別内装色の「ブルーヘブン」を新設定。合わせてGT-R Premium edition T-specとGT-R Track edition engineered by NISMO T-specのエンジンに高精度重量バランス部品を採用
日産自動車は2024年3月14日、GT-Rの2025年モデルを発表し、各販売会社および日産ハイパフォーマンスセンターにて注文の受付を開始した。発売は本年6月を予定する。
2025年モデルの車種展開は従来と同様、VR38DETT型3799cc・V型6気筒DOHC24Vツインターボエンジン(最高出力570ps/6800rpm、最大トルク65.0kg・m/3300~5800rpm)を搭載したスタンダード仕様と、NISMO専用チューニングのVR38DETT型3799cc・V型6気筒DOHC24Vツインターボエンジン(最高出力600ps/6800rpm、最大トルク66.5kg・m/3600~5600rpm)を搭載したNISMO仕様で構成する。グレードはスタンダード仕様にGT-R Pure edition、GT-R Black edition、GT-R Premium edition、GT-R Premium edition T-spec、GT-R Track edition engineered by NISMO、GT-R Track edition engineered by NISMO T-specを、NIMO仕様にGT-R NISMO、GT-R NISMO Special editionを設定した。
車両価格は以下の通り。
GT-R Pure edition:1444万3000円
GT-R Black edition:1611万5000円
GT-R Premium edition:1558万7000円
GT-R Premium edition T-spec:2035万円
GT-R Track edition engineered by NISMO:1853万5000円
GT-R Track edition engineered by NISMO T-spec:2289万1000円
GT-R NISMO:3008万5000円
GT-R NISMO Special edition:3061万3000円
なお、GT-R 2025年モデルは生産台数に限りがあり、受注状況によっては新規の注文を受けられない場合があるという。
2025年モデルの特徴を紹介していこう。
まず、GT-R Premium editionに青を基調とした専用特別内装色である 「ブルーヘブン」を新設定。インパネやセンター周囲、ステアリングホイール、ドアトリムにクールなブルーを配して、キャビン空間の独創性を演出する。合わせて、シート表皮にはブルーヘブン色のセミアリニン本革シートを装着した。
GT-R Premium edition T-specとGT-R Track edition engineered by NISMO T-specのエンジン仕様を変更した点も2025年モデルのトピック。これまでGT-R NISMO Special editionのみに採用していたピストンリング、コンロッド、クランクシャフトなどの高精度重量バランス部品を組み込み、レスポンスの精度をより高め、エンジン性能にいっそうの磨きをかける。また、この2モデルには赤文字で製作を担当した匠の名を刻む専用アルミ製ネームプレートと、型式などを示すゴールドのモデルナンバープレートを、エンジンルーム内に新たに配備している。
提供元・CAR and DRIVER
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