■このおせち、そんなに前から売ってたのか…

話題の商品「コミフデリ招福おせち」が販売開始となったのは、2010年頃のこと。

ヤケクソ価格に値下げした300円のおせち、中身にギョッとするも… 「予想外の正体」で二度驚く
(画像=『Sirabee』より引用)

その開発経緯について、ホットドッグ担当者は「当社で事業展開しているカフェのお客様より『誕生日以外にもペットと一緒にイベントを楽しみたい』というご要望を受け、開発に着手しました」「その後はおせち以外にも、ハロウィン商品や恵方巻等を開発しております」と、説明している。

なお、商品名にもあるブランド名「コミフ」は、コミュニケーションとフードを掛け合わせた造語。「人とペットが一緒に楽しめる(食べられる)食品」をブランドコンセプトに掲げているように、じつは件のおせちは「ペットフード」でなく、食品衛生法に準拠した由緒正しき「食品」扱いの商品になるのだ。

担当者は「犬(猫)が食べられない食材は使用しておりません。また、調味料や添加物を極力抑えたレシピとしております」とも補足しており、その徹底ぶりに驚いた人もいるだろう。

前出のように「人とペットが一緒に食べられる」というコンセプトこそ、同ブランド最大の強み。担当者は「商品の品質も人用食品であり、衛生管理等が厳格であることも強みです」「20年ほどペットの冷凍食品を提供しており、国内ではパイオニアであると自負しております」と、太鼓判を押している。

じつは今回、X上で自社商品がバズっていたのを認識していた模様。前出のポストをきっかけにコミフへの興味を抱いた人々に向け、担当者は「当社は『食を通じて豊かなペットライフを提供する』ことを企業理念としており、ペットとの生活を楽しく・美味しくサポートできればと考えております」とのコメントを寄せてくれた。