■ある作戦を決行した母親

そこで母親は、「『今日は絶対にお風呂で全身をきれいに洗わせる』と決め、娘に特別なご褒美をいろいろと用意して、気分を高めさせることにしました」といい、ある作戦を立てたそうだ。

その作戦とは、フェイスマスクやスイーツを用意し、お風呂上りには「マニキュアとペディキュアをしながら、一緒に映画を見ましょう」という提案。娘はそれに乗り気だったものの、いざお風呂から出ると、石鹸の香りがしないどころか、髪もとかさずビショビショのままだったという。

■ついに激怒

洗面所は一面水浸しにもかかわらず、フェイスマスクをしようとする娘に耐えかねた母親は、「洗面所の床を拭いて、もう一度ちゃんとソープやシャンプーで洗ってきなさい!」と激怒した。

すると娘は自分の部屋に閉じこもり、その日は一度も顔を見せなかった。夫からは「これ以上口出しすると、ますます関係が崩れる。もう放っておいたほうがいい」と注意されてしまったそうだ。

納得がいかない母親は、「基本的な衛生面を指導しようとする私が間違っているのでしょうか?」と意見を求めた。