■犠牲になった男性の娘
ダーマーに命を奪われた男性のひとりは、当時まだ19歳。交際相手のお腹には赤ちゃんもいたが、たまたまダーマーと知り合いアパートに足を踏み入れてしまった。
「自分の言いなりになる恋人が欲しい」。そう考えたダーマーはロボトミー手術(前頭葉切除実験)を行おうとしたが失敗し、結局は殺害に及んだのだという。
恋人が身ごもっていた赤ちゃんは、男性の死から数ヶ月後に誕生。タチアナさんという名で現在は30代になっており、事件と男性の死については、家族やメディアの報道によって知ったそうだ。