横浜F・マリノス 写真:Getty Images

 横浜F・マリノスは日本時間25日深夜に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝2ndレグで、UAE1部アル・アインに1-5と大敗。アジア制覇を逃したとはいえ、同クラブの躍進もあり、2025/26シーズンのAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)にJリーグ3クラブが参戦することになった。

 アジアサッカー連盟(AFC)は今月27日、ACLEなどAFC主催大会の出場枠を決める上で必要なAFCクラブ大会ランキングを公式発表。これによると、サウジアラビアが103.1ポイントで首位であるが、日本は97.0で2位に。韓国(3位:93.6)を上回って東アジアトップに立ったため、2025/26シーズンのACLE本大会にJリーグから3クラブがストレートインすることになった。

 2025/26シーズンのAFC主催大会では、日本からACLEに3クラブが参戦するほか、1クラブにAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)本大会出場権が付与。韓国・中国勢は、ACLEに2クラブがストレートイン、1クラブがプレーオフからの参戦となっているほか、ACL2には1クラブが本大会から参加する。

 一方、ACL2には北朝鮮から1クラブがプレーオフから参戦することが決定。そのため、北朝鮮勢がプレーオフを勝ち上がれば、本大会でJリーグクラブと激突する可能性もある。

 なおAFCは昨年8月、2024/25シーズンから始まる新たな大会の名称を発表。現在のACLにあたり、24クラブ参加のトップカテゴリーが「AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)」と名付けられたほか、現在のAFCカップに相当する2番目のカテゴリーは「AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)」に。欧州サッカー連盟(UEFA)のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)、ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)を模した格好だ。