優れた製品・技術を広く区外へPRする「足立ブランド」。足立ブランド認定企業である青木金属工業株式会社も掲載された「足立ブランド認定企業紹介冊子」が2024年3月末日にリニューアルされました。

世界で初めてマグネットホックを開発したのは、足立区の町工場だった!「世界標準」とされるその高い品質を、国内での一貫生産…

■ 足立ブランド認定企業紹介冊子をご希望の方に送付します

足立ブランド認定企業である青木金属工業株式会社も掲載された「足立ブランド認定企業紹介冊子」のリニューアルを記念して、「足立ブランド認定企業紹介冊子」を青木金属工業株式会社から10名様に送付させていただきます。送付依頼は文末の応募フォームをご利用ください。

以下、青木金属工業株式会社(以下、青木金属工業)の技術についてご紹介します。

■あの「マグネットホック」を初めて開発したのは、足立区の町工場だった

「マグネットホック」とは、磁力を利用した留め金具のことです。「マグネットボタン」「マグホック」などとも呼ばれています。この名称を知らない方も、身の回りの物のどこかで一度は見かけたことがあるのではないでしょうか。

マグネットホックは、通常のボタンやホックのように力を入れて押し込む必要がなく、片手でも簡単に開閉できることが特長です。見た目にもスマートなことから、バックの留め具や、洋服のボタンやポケット部分などによく使われています。

取り付け方法も簡単。ホックの裏にあるツメを布や皮に差し込んで留めたり、クリップのように挟むだけで取り付けられたりするものもあり、難しい技術は必要ありません。仕上がりのデザインを優先する場合には、生地の中に隠して取り付けることも可能です。

最近では、ネットショップや量販店でも手頃な値段で買うことができ、DIYや手芸に利用する人も増えています。色や大きさもさまざまなマグネットホックが販売されているので、用途に合わせて選ぶことができます。

さりげなく暮らしを便利にしてくれているマグネットホックですが、実は世界で初めて開発したのが日本の町工場であることは、あまり知られていません。


■高級バッグ、高級車メーカーが採用。ブランド力を支える老舗の技術

1972年、足立区の青木金属工業株式会社が、世界で初めてマグネットホックを開発しました。その後特許を取得し、同社のマグネットホックは世界標準の品質となりました。

20年前に特許の効力は切れていますが、海外製品と比べても、品質の高さは明らかです。その秘密は、全ての製品において、最終の組立・検品作業を足立区内の本社工場で行っていることにあります。一点ごとに目視で検品することで、不良品の発生を防ぐよう徹底的に管理しているのです。

その品質が認められ、青木金属工業株式会社のマグネットホックは、高級バッグメーカーや高級車メーカーでも採用されています。

細部までこだわってこそ一級品。企画から製造まで日本国内で管理された信頼できる技術が、商品の価値を何倍も高めています。

世界で初めてマグネットホックを開発したのは、足立区の町工場だった!「世界標準」とされるその高い品質を、国内での一貫生産…