東京ヴェルディ所属MF山田楓喜は、AFC U23アジアカップ兼パリ五輪予選の舞台で活躍。五輪本大会出場も期待される中、浦和レッズ、日本代表OBの槙野智章氏が同選手の強気な発言に注目している。
精度の高い左足を武器に、フリーキックからのゴールでサポーターを魅了している山田。今年4,5月開催のU23アジア杯でも、全6試合中4試合のスタメン出場で2ゴール1アシストをマーク。特に決勝のウズベキスタン戦では終盤に決勝ゴールを奪い、優勝に大きく貢献した。
U23アジア杯における山田の活躍ぶりは、今月26日放送の「ABEMAスポーツタイム」でも話題に。槙野氏は「U23アジア杯では、本当に色々な選手が成長した。特に山田選手はインタビューで強気な発言が魅力的。彼の左足は日本代表の宝。磨いていくしかない」と、同選手の今後に期待を寄せている。
そんな山田は決定力の他にも、コメント内容でも話題に。今年3月16日開催の明治安田J1リーグ第4節のアルビレックス新潟戦では、直接フリーキックからゴールネットを揺らしているが、試合後には「入ると分かっていた」とゴールを振り返っていた。
このコメントに槙野氏は「これはなかなか言えない」と唸った一方で、「僕はよく言っていた。(ゴールが)入った後に」と現役時代を回顧。元プロ野球選手の川崎宗則氏から「槙野さんは狙っている感がある」と突っ込まれている。
今季ここまでリーグ戦9試合のスタメン出場で3ゴールを奪っている山田。ビッグマウスで物怖じしない性格もあり、今後のさらなる成長や大舞台での活躍が期待される。